守(カゼトゲプロジェクト・ぎょぶ田んぼ)

今までに出会った自然や、これから出会うであろう生き物たちがいつまでも無事であってほしいと願いつつ、日々の活動をしています。

ですがこれまでに何度も、貴重な水生昆虫が生息するため池が潰されていたり、行きつけの川が改修をされていたりという悲しい思いをしてきました。

そのような現状や、私たちの身の回りの生き物たちの生き様を自らが知り、そして皆様にお伝えすることで、自然への興味関心がある人を増やし間接的な自然保護を目指しています。

また直接的な自然保護の取り組みも実施しています。

福岡県希少野生動植物種の保護に関する条例の制定を嘆願し令和3年5月1日に施行されました

「カゼトゲタナゴ・プロジェクト」


九州北西部に分布し、福岡県北部は分布の北限エリアにあたるカゼトゲタナゴを中心に、(かつて は田園地帯だったが現在は市街地化が進んだ場所も含め)水田に隣接する河川の緩流や細流、農 業用水路を好む淡水魚に焦点を当てて、生業(農業)や日々の生活の安心・安全と並立する持続 的な生物多様性保全を考える取り組みを実施します。

2022年12月4日に紫川で絶滅したタナゴ類について、行政・専門家・市民で議論するシンポジウムを開催します。

「ぎょぶ田んぼ・プロジェクト」


① 身の回りの自然にふれ、子どもや保護者など大人が自然の面白さや楽しさに気づく場をつくりたい
② 人の手による小さな湿地再生により、水生昆虫などの地域の生物多様性保全に寄与したい
この2つの目的の下、曽根新田に田んぼをお借りして「イイ湿地」作りと「水辺の生物が生きやすい稲作」で試行錯誤の毎日です!